二国間関係

平成26年10月23日

要人往来 2006年

6月

6月25日から28日、マーティン企業・貿易・雇用大臣率いる貿易ミッション(アイルランド企業約30社が参加)が日本を訪問しました。マーティン大臣は27日に二階経済産業大臣と会談した他、28日には塩崎外務副大臣との間でワーキングホリデー制度導入のための口上書の交換を行いました。

また、マーティン大臣の訪日中には、貿易ミッションに参加したアイルランド企業から新事務所設立の発表等が行われました。アイルランド商務庁(エンタープライズ・アイルランド)によれば、日本で事業活動を行っているアイルランド企業は現在32社に達しています。また、26日には東京でアイルランド産海産物販売促進イベントも開催されました。

5月

5月10日、麻生外務大臣は訪日中のアハーン外務大臣と飯倉公館において会談及び夕食会を行いました。会談ではアハーン外務大臣より最近のアイルランドの経済状況についての説明があり、日本との経済関係の更なる発展を期待している旨述べられました。これ対し、麻生大臣より二国間関係が良好に推移していること、及び日本とアイルランドが共に勤労を尊ぶ共通性を持つことに触れつつ、経済関係の着実な進展のため協力していきたい旨発言しました。また、アハーン大臣より両国間で現在検討中のワーキングホリデー制度の早期導入について言及があり、麻生大臣より来年の実施に向け調整したいと回答しました。両外相は最近のアジア情勢、国連改革などについても意見交換を行いました。

3月

ローチ環境・遺産・地方自治大臣は3月15日(水)から19日(日)にかけて、アイルランド政府を代表してセント・パトリックスデー関連行事に参加するため訪日しました。ローチ大臣は17日に行われた麻生外務大臣との会談で、アイルランドの経済成長につき説明の上、アイルランド政府が日本を政治・経済両面においてアジアにおける重要なパートナーとして位置づけており、日本企業の更なるアイルランド進出を希望する旨述べました。これに対し、麻生大臣より今後とも二国間関係を強化していきたい旨述べました。

1月

町村信孝前外務大臣(現自民党外交調査会長)が1月23日から25日までダブリンを訪問されました。ダブリンではロイヤル・アイリッシュ・アカデミー(RIA)で 「日・EU協力の将来と東アジア安全保障」と題する講演を行ったほか、アハーン外務大臣と会談を行いました。