プレスリリース

平成28年9月1日

[16-08] 2017年日・アイルランド外交関係樹立60周年記念ロゴマークの発表

日本とアイルランドは、2017年に外交関係樹立60周年を迎えます。この友好年の準備として、ロゴマークの公募を行いました。
 
548点にのぼる応募の中から、アイルランド・ダブリン在住のグラフィックデザイナー兼写真家であるピーター・マクブライド氏の作品「太陽とハープ」が最優秀デザインに選ばれました。この作品では、日本を表す太陽(日の丸)とアイルランドを表すハープのイメージ図が均等に組み合わさって両国の連帯を示しています。また、ハープ柱部分のクローバーと桜の組み合わせはアイルランド側による日本文化の歓迎を、そして、太陽に寄りかかるハープはアイルランドに対する日本側のサポートを表しています。マクブライド氏には、日本航空(JAL)ロンドン支店様から、駐日アイルランド大使館の協賛で、ダブリン~東京間のエコノミークラス往復航空券(どちらからでも出発可)が贈られます。
 
本決定に際するマクブライド氏のコメント:
私の作品が「60周年」を記念するロゴマークに選ばれ、とても幸せですし、興奮もしています。これまで東洋の文化に関心を持ち続けてきましたが、日本を訪問する機会はありませんでした。日本を訪れ、多くの写真を撮影し、日本文化についてより多くを学ぶことをたいへん楽しみにしています。
 
なお、ロゴマークの選定に際しては、三好真理大使、アン・バリントン駐日アイルランド大使、日本とアイルランドそれぞれの外務省の代表、有識者2名(日本側、アイルランド側各1名)が審査員を務めました。
 
ロゴマークは、2017年を通じて、60周年記念事業に関する活動のあらゆる場面で使用されます。「日・アイルランド外交関係樹立60周年記念事業」に認定された事業は、各事業の実施やその広報等に際し、「日・アイルランド外交関係樹立60周年記念事業」の名称をロゴマークとともに使用することができます。
 
三好大使のコメント:
ロゴマークの公募に際し、作品を提出いただいた全ての方に対しお礼申し上げます。日・アイルランド外交関係樹立60周年は、両国にとってたいへん大事な節目の年に当たります(「還暦」といって、干支を一巡し、生まれた年に戻ることを意味します)。本公募を通じ、「60周年」に対するアイルランドの方々の認識が高まったことを確信しています。 記念事業への申請および認定を経て、2017年を通じ、多くの方が本ロゴマークを利用されることを望みます。
 
バリントン駐日アイルランド大使のコメント:
日本とアイルランドの双方において、本公募にたいへん大きな関心が示されたのはとても素晴らしいことでした。両国外交関係樹立の60周年は、これまで以上に密接な両国関係を記す新たな章の始まりです。ロゴマークは、次の60年を方向付けるのを助けてくれることでしょう。
 
この60年の節目を祝い、両国間の良好な関係を強化すべく、数多くの事業の実施を計画中です。
 
「60周年」の詳細や、記念事業の認定を受けるための手続きは、当大使館ウエブサイトの「60周年」ページ(https://www.ie.emb-japan.go.jp/itpr_en/00_000326.html)および駐日アイルランド大使館のウエブサイト(https://www.dfa.ie/irish-embassy/japan/)に掲載しています。
 
また、「60周年」記念イベントについて最新の情報を得るためには、当大使館が新たに立ち上げたFacebook ページ(https://www.facebook.com/Embassy-of-Japan-in-Ireland-1766905626925233/)をご覧ください。