令和6年天皇誕生日祝賀レセプションの開催

令和6年2月23日
大使スピーチ
来賓挨拶(チェンバーズ国務大臣)
2月23日、丸山則夫駐アイルランド日本国大使の主催により、天皇誕生日祝賀レセプションを大使公邸において開催しました。バーティ・アハーン元首相、ジャック・チェンバーズ国務大臣(運輸省国際交通・道路交通・ロジスティックス担当兼環境・気候・通信省郵政担当)をはじめとする政府関係者、日本アイルランド友好議員連盟のマット・シャナハン下院議員、ジェリー・ホルカン上院議員、バリー・ウォード上院議員を含む議会関係者、ショーン・クランシー国防軍参謀長、エヴァ・エリザベス・ダウリング・ダンレアリー・ラスダウン県議会副議長、ジム・フィヌキャン・ケリー県議会議長、ジョン・キョー・ロスコモン県議会議長、当地外交団、学術・文化・スポーツ関係者や、当地で活動する企業・団体等の関係者ら、162名の参加を得ました。

冒頭、日本語を教えている小学校*のうちの1校であるSt Cronan's Senior National Schoolの生徒による日アイルランド両国の国歌斉唱に続いて、丸山大使から挨拶を述べました。丸山大使は、天皇陛下が64歳のお誕生日を迎えられることに祝意を述べるとともに、今年元旦に発生した能登半島地震直後にアイルランドの皆様からいただいた温かいお見舞いの言葉や支援に対する感謝の言葉を述べたほか、日アイルランド間の経済分野における協力や人的交流などについて紹介しました。また、2022年7月のミホル・マーティン首相(当時)による訪日、2023年2月のオファイール下院議長ご一行による広島を含む訪日、同年3月のジャック・チェンバーズ国務大臣のセント・パトリックス・デー外交による訪日、ドナフー公共支出・国家開発計画実現・改革大臣によるユーログループ議長としてのG7関連会議出席のための訪日などを挙げ、二国間の交流が一層強化されていることを示しました。
 
また、富山県の伝統工芸品の展示やプロモーション動画の上映など、富山県についての広報を実施し、祝賀レセプションに参加いただいた皆様には、日本酒や和食を楽しみながら、日本の魅力に触れてもらう機会を提供しました。
 
大使挨拶(英文)
 
*初等教育における外国語学習の新カリキュラムの開始に向けて、教育省より依頼を受け、ポストプライマリー・ランゲージズ・アイルランド(PPLI)が英語とアイルランド語以外の言語を初等教育に導入するための"Say Yes to Languages"と呼ばれるお試しのモジュール授業を実施しており、現在当地の小学校11校にて日本語を教えている。
アハーン元首相による乾杯(左から2人目)
式典の様子
当地で日本語を学んでいるSt Cronan’s Senior National Schoolの生徒による国歌斉唱
富山県の伝統工芸品展示
富山県観光PRの写真の展示