在外公館で旅券(パスポート)及び証明を申請する際の戸籍謄本の提出について
令和7年3月11日
再掲 令和7年3月21日
2025年3月24日(月)午前0時(現地時間)から、行政機関が戸籍電子証明書の内容を確認するためのパスワードである「戸籍電子証明書提供用識別符号」(16桁の数字、有効期間3ヶ月)を、これまで紙の戸籍謄本の提出を必要としていた旅券や証明の申請時に利用することが可能となります。同日以降は、従来の紙の戸籍謄本に代わり、符号の提示でも申請ができます。本運用により、日本から紙の戸籍謄本原本を取り寄せる負担の軽減が期待されます。
1 3月24日(月)午前0時(現地時間)から、これまで紙の戸籍謄本の提出が必要であった旅券や証明の申請(例:旅券の新規申請や婚姻証明の申請など)で、申請者が「戸籍電子証明書提供用識別符号」を在外公館窓口に提示すれば、在外公館側で戸籍電子証明書(電子的に戸籍情報を証明したもの)を確認することが可能になるため、符号を提示して申請される方は、紙の戸籍謄本の提出が不要になります。(引き続き、紙の戸籍謄本での申請も可能です)
※「戸籍電子証明書提供用識別符号」とは、行政機関が戸籍電子証明書の内容を確認するためのパスワードで16桁の数字です。有効期間は3か月です。マイナポータル上(無料)か、日本の市町村窓口(有料)で取得ができます。詳しい取得方法については、各市町村のHP等でご確認ください。
※行政手続における戸籍電子証明書の利用について(法務省)
https://www.moj.go.jp/content/001434764.pdf
※マイナポータル上での「符号」の取得方法は、以下のサイトに公開される予定です(3月24日予定)
https://img.myna.go.jp/manual/03-10/0236.html
2 「在留届オンライン(ORRネット)」から旅券のオンライン申請をする場合は、あらかじめ取得した符号を申請画面で入力することにより、戸籍電子証明書をオンラインで提出できます。また、窓口申請では、識別符号通知書(写しも可)の提示か、口頭などで符号を提供していただくことになります。
3 3月24日からは、日本国内での旅券の集中作成も始まります。これまで以上に、旅券の発給に時間がかかる(2~4週間)ことになりますのでご注意ください。
(参考)
●旅券のオンライン申請
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/page22_004039.html