大使館案内


■平成18年の記録


平成18年11月16日

林大使とアハーン・コーク市長との懇談


林大使夫妻とアハーン市長

林大使は,今年6月に就任したマイケル・アハーン・コーク市長をコーク市庁舎に訪問して懇談を行いました。懇談では主にコーク市と日本の都市との交流関係強化に向けた取り組み,また,来年の日愛外交関係樹立50周年記念行事をコーク市において開催する可能性などについて意見交換が行われました。

平成18年11月15日

林大使のゲール語学校におけるスピーチ


林大使によるスピーチの様子

林大使は,コーク市に所在するゲール語学校 Gaelcholaiste Mhuire の成績優秀者表彰式にゲスト・スピーカーとして招待を受け,「国際的視野について」と題するスピーチを行いました。同スピーチの中で,林大使が,外交官としての経験を踏まえ,物事を両面から見ること,また,寛容な心で文化的な違いを理解しようと努めることの重要性について語ると,同校生徒や父母の方々など約400人の出席者は熱心に聞き入っていました。

平成18年10月20日

林大使のユニバーシティー・カレッジ・ダブリン(UCD)における講演


講演の様子

20日,林大使はユニバーシティー・カレッジ・ダブリン(UCD)にて日本経済の現状及び東アジア経済に関する講演を行いました。当日はUCD商学部(クイン・スクール・オブ・ビジネス)の学生約50名がメモをとりつつ熱心に聴講していました。また,講演後の質疑応答では林大使に対して学生から多数の質問が寄せられ,回復基調にある日本経済及び東アジア経済と日本の関係に対する関心の高さが窺われました。

平成18年10月19日

JETプログラム帰国者歓迎レセプション


林大使によるスピーチの様子                  林大使,堀村㈶自治体国際化協会常務理事,剣道鼓武会の皆さん

19日,当館では,ダブリン市内にある日本大使公邸において,今年日本からアイルランドに帰国したJETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme)参加者及び近年帰国した元JET参加者等を多数招待して,帰国者歓迎レセプションを開催しました。同レセプションにおいては,林大使が,元JET参加者各々が帰国後も日本に対する興味関心を持ち続け,「文化大使」としてアイルランドの人々に日本の文化を伝える役目を担って頂きたい旨のスピーチを行ったほか,当地のダブリン剣道鼓武会の方々が勇壮な居合道及び剣道のデモンストレーションを行いました。集まった元JET参加者は,お互いの日本での思い出話に花を咲かせ,元JET参加者同士の絆を深めていました。

平成18年10月18日

JETプログラム説明会


トリニティ大学での説明会の様子

18日,当館では,ダブリン市内にあるトリニティ大学及びダブリン・シティー大学において,第21期JETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme)に関する説明会を開催しました。JETプログラムは,外国語教育の充実と地域レベルの国際交流の進展を図ることを目的に,世界各国の若者に対し,ALT(Assistant Language Teacher)又はCIR(Coordinator for International Relations)として日本において語学指導又は国際交流活動に従事する機会を提供する文化交流プログラムです。同説明会においては,ダブリンを訪問していた自治体国際化協会(CLAIR)の代表団がJETプログラムの概要や申込方法等についてプレゼンテーションを行い,多くの学生が熱心に説明に聞き入っていました。なお,JETプログラムに関する情報については,こちらのリンクをご覧下さい。

平成18年10月10日

田中均日本国際交流センター・シニアフェロー講演会


田中シニアフェロー,スレビンRIA会長,林大使(左から)

10日,当大使館は,ダブリン市内のロイヤル・アイリッシュ・アカデミーにおいて,田中均日本国際交流センター・シニアフェロー(元外務審議官)による「東アジア問題に対する日本の視点:新政権の構想」と題する講演会を開催しました。講演では北朝鮮,中国,東アジア共同体構想に関する最近の状況につき,田中氏の長年の外交官としての経験を交えた分析や,これから日本及び国際社会がこれらの問題に如何に取り組んでいくべきかについての視点が提示されました。今回の講演会は,北朝鮮による核実験実施発表の翌日に行われたこともあり,アイルランド政府関係者,各国外交団,研究者,学生,報道関係者など,多くの方々が出席されました。また講演会終了後,田中氏はアイルランド報道関係者とのインタビューを受け,北朝鮮問題を始めとする東アジアの最近の動向に対する日本の見方について説明して頂きました。

平成18年10月4日

林大使とジャクソン・ダブリン新市長の懇談


林大使とジャクソン・ダブリン市長

林大使は,今年6月にダブリン市長に就任したビンセント・ジャクソン・ダブリン市長をダブリン市長公邸に訪問して懇談を行いました。懇談ではジャクソン市長より悠仁親王殿下ご誕生に対するお祝いの言葉を頂き,日本経済や東アジア情勢などについての意見交換を行いました。また,日愛国交樹立50周年記念行事の企画・実施についての協力,ダブリンと日本の都市との交流関係強化についても話し合いました。

平成18年9月28日

日本酒講演会の開催


ダブリンにおける講演会と試飲会の様子(写真中央:講師の久野九平治氏)

日本食文化紹介の一環として,当館ではアイルランド日本協会等と協力してコールウェイ及びダブリンで日本酒についての講演会を開催しました。講演会には名古屋で江戸時代より続く蔵元の久野九平治氏を講師としてお迎えし,レストラン経営者,料理批評家,マスコミ関係者,日本文化に興味を持つ方々などを対象に日本酒の歴史,日本酒の製造方法,日本酒の等級等についてのお話をして頂きました。講演会に続く試飲会では,実際にアイルランドの方々に日本酒の味を楽しんで頂き,初めて日本酒を味わった方々からも非常に好評でした。アイルランドでは最近,様々な国の食事が楽しめるようになってきている中で,日本食,日本酒の広汎な普及にはまだまだ時間が必要だと考えられますが,当館では引き続き日本及びアイルランド両国関係者と協力しながら,今後とも日本食文化の紹介に努めていきたいと考えています。

平成18年8月16日〜22日

出雲選抜サッカーチームのアイルランド訪問


キャッスルノック・セルティック主催の歓迎会         林大使と出雲市関係者及び出雲・アイルランド・フレンドシップクラブの皆さん

ダブリン市のセント・ジョセフ・ボーイズAFCの招待により,出雲選抜サッカーチームの選手たちが,出雲市関係者及び出雲・アイルランド・フレンドシップクラブのメンバーの方々と共にアイルランドを訪問しました。2002年日韓共催ワールドカップに出場したアイルランド代表チームが出雲市でキャンプを行ったことを契機に,出雲市とアイルランド・フットボール協会及びセント・ジョセフ・ボーイズAFCは相互訪問を始めとするスポーツ・文化交流を続けています。17日には,林大使が,ダブリン市北部のキャッスルノック・セルティック主催の歓迎会に参加して出雲選抜サッカーチームの選手及び監督らと歓談したほか,翌18日には,出雲市関係者及び出雲・アイルランド・フレンドシップクラブのメンバーの方々が大使館を訪問し,大使に出雲市の「アイルランド・ウィーク」などの日愛交流事業の説明を行いました。出雲選抜サッカーチームは,19日及び20日に開催された「ハイバーニア国際招待大会」(日本,オランダ,アイルランドからの計8チームが参加)に出場し,アイルランド代表少年チーム等と試合を行いました。

平成18年7月27日

潮田淑子氏への外務大臣表彰伝達式


7月始めに潮田淑子元チェスター・ビーティー・ライブラリー学芸員に対する外務大臣表彰が授与されるとの発表が行われましたが,この度その伝達式がダブリン市内にある日本国大使公邸で開催されました。式典には今回の受賞を祝福するために,潮田氏が長年勤続していたチェスター・ビーティー・ライブラリー(CBL)のライアン館長,潮田氏が設立に貢献したアイルランド日本協会の歴代会長を始め多くの方々が出席しました。また,アイルランドを訪問中であった赤松厚生労働副大臣も式典に出席されました。伝達式では,林大使より潮田氏の各種功績を紹介の上,日本文化の普及を通じ日本とアイルランドとの友好親善に寄与した顕著な功績に対する深甚なる敬意を表するとの麻生太郎外務大臣からの表彰状を伝達しました。

平成18年7月15日

第20期JETプログラム出発前オリエンテーションの開催


オリエンテーションの様子

外国青年を招致し,外国語教育の充実を図ると共に地域レベルでの国際交流を推進することを目的に実施されている「JETプログラム」は,今年度で開始以来ちょうど20周年を迎えます。今年のアイルランドからのJETプログラム参加者は55名で,日本全国28の道府県に散らばって活躍することになっています。これら参加者の方々を対象とする出発前オリエンテーションが今月15日に大使公邸で開かれ,JETの役割や日本の基本的な生活習慣等についての説明を行いました。また,その後開かれた林大使主催の壮行会では,今月前の出発を前にアイルランドのJETとして連帯感も育む機会を持って頂けたと思います。

平成18年7月14日(金)

ラフカディオ・ハーン・コロキアム



アイルランド南部のトラモアにおいて,現地のラフカディオ・ハーン・ソサイエティ主催による「第1回ラフカディオ・ハーン・コロキアム」が開催されました。トラモアは,ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が幼少時に頻繁に訪れたゆかりの地です。当日は,地元住民の方々を中心に約40名が出席し,アン・マリー・パワー町長がオープニング・スピーチを行ったのに続き,メイン・スピーカーとしてアイリッシュ・タイムズ紙記者で,ハーンの専門家でもあるジョン・モラン氏が,ハーンの生涯と作品について,またパット・ラビット労働党党首が,アイルランドが直面する移民受入問題についてそれぞれ講演を行いました。

平成18年7月10日

潮田淑子元チェスター・ビーティー・ライブラリー学芸員に対する外務大臣表彰


潮田淑子氏

この度,日本外務省は1971年から96年まで25年間にわたってダブリン市内のチェスター・ビーティー・ライブラリーで学芸員として活躍された潮田淑子氏に対し,平成18年度の外務大臣表彰を行うこととしました。潮田氏はチェスター・ビーティー・ライブラリーの保有する歴史的価値の高い日本の伝統絵画コレクションの整理,目録作り及び修復などを通じて,アイルランドにおける日本文化の紹介に尽力されました。また,潮田氏はアイルランドにおける日本人在留者の草分け的な存在として,アイルランド日本協会や日本語補習授業校の設立に係わるなど,様々な形で日本とアイルランドの間の交流の増進に貢献されています。

平成18年7月6日(木)

テンノ氏日本庭園写真展


開会式でのプン・エストニア大使,テンノ氏,林大使                    テンノ氏の作品         

エストニア人写真家アン・テンノ氏の撮影した日本庭園の写真展が,ダブリン市内のオスカー・ワイルド・ハウス博物館で開催されています。テンノ氏は世界各地の庭園や自国エストニアの美しい風景などに焦点を当てた作品を撮影し続けており,今までに様々な国で展覧会を催し,また「日本の庭園」を含むいくつもの写真集を発表しています。今回の写真展のためにエストニアからアイルランドを訪れたテンノ氏は,日本での撮影旅行は言葉は通じずとも,どういう訳か人々との意思疎通には苦労しない楽しいものであったと語ってくれました。今ダブリンで本写真展が開催された背景には,著名な写真家テンノ氏の目を通じた日本庭園の美しさを,アイルランド一般市民の方々にも広く紹介したいという当館とエストニア大使館の意見の一致がありました。会場ではパネル写真の他,写真集「日本の庭園」もご覧頂けます。

平成18年6月26日

小池日経ヨーロッパ社長講演会の開催


講演会の様子

当館ではアイルランド日本協会(IJA)及のJETROの共催により,日本経済新聞ヨーロッパ社(ロンドン)の小池社長による「アジアのダイナミズム」と題する講演会をダブリン市内のAIB本部で開催しました。小池社長には,アイルランドのビジネスマンやジャーナリスト,学者などを対象に,第一線に立つ経済ジャーナリストとしての立場から「中国の台頭」,「日本経済の回復」,「東アジア経済動向」など,最近のアジア経済の現状について講演をして頂きました。当日はまた,JETROによるアイルランド企業のための対日投資促進を目的とした説明会も併せて開催されました。大使館では今後もアイルランド日本協会などと協力しながら,日本とアイルランドの間のビジネス関係強化のための活動をどんどん推進していきたいと考えています。

平成18年6月8日

日本芸術展の開催(香取国際墨画会会長のダブリン訪問)


賓客を前にデモンストレーションを披露する香取会長

日本の水墨画,日本画,書を紹介する「日本芸術展」がダブリン市内中心部にあるオスカー・ワイルド・ハウス博物館で始まりました。オープニングに際し東京にある国際墨画会本部よりアイルランドに来訪した香取琴水会長は,7日夕刻に外交団等の賓客を前に「竹」や「海老」を見事に描く水墨画のデモンストレーションを披露して下さいました。また翌8日には水墨画を広くアイルランドの一般市民の方々にも紹介するために,デモンストレーション及び体験教室を開催し,多くの方々の参加を頂くことができました。日本の筆を手に水墨画を自分で実際に描いてみた参加者達からは,水墨画に対する関心が高まり,できることなら今後も継続して水墨画を学んでみたいとの声が聞かれました。大使館では国際墨画会より水墨画の描き方についてのDVDを頂きましたので,御関心のある方は当館広報文化班にお問い合わせ頂きたいと思います。国際墨画会会員の方々の優秀な作品を集めた本展示会は,アイルランドの生んだ文豪オスカー・ワイルドが幼青年期を過ごした貴重な文化財として知られる会場で6月29日(木)まで開催されておりますので,皆様是非お誘い合わせの上お出かけ頂ければと思います。

平成18年5月11日

岡本元総理補佐官のダブリン訪問


アイルランドを訪問中の外交評論家岡本行夫氏は,5月11日にはダブリン市内にある欧州問題研究所で国際関係に造詣の深い専門家等の出席を得て最近のアジア情勢に関するラウンドテーブル形式の講演会を行いました。また同日午後にはアイリッシュ・タイムズ紙とのインタビューに応じ,最近の日中関係,日本経済,日本とアイルランドの間の二国間関係などについて話をされました。こちらの記事は15日付の同紙に掲載されています。今回の岡本氏によるアイルランド各地での講演等は,オピニオン・リーダー層を含むアイルランドの方々の対日理解を更に増進する役割を果たしたものと考えております。

平成18年5月8日

岡本元総理補佐官のコーク訪問


コーク大学での講演会

橋本内閣及び小泉内閣で総理大臣補佐官を務めた外交評論家の岡本行夫氏(岡本アソシエイツ代表)が5月7日から12日までアイルランドを訪問しました。最初の訪問地であるコークでは,「アイリッシュ・エグザミナー」,「サンデー・ビジネス・ポスト」等,アイルランド国内で多数の新聞を発行するトーマス・クロスビー・ホールディングス(TCH)社で開かれた昼食会で日愛関係に関する講話を行ったほか,来月訪日予定のマーティン企業貿易雇用大臣やクルーン・コーク市長やコーク地域出身の国会議員等と懇談を行いました。また同日午後,コーク大学で「日本と米国及び中国との関係:摩擦と将来の展望」と題する講演を行いました。当日の様子については,アイリッシュ・エグザミナー紙やサンデー・ビジネス・ポスト紙に何度か関連記事が掲載されています。

平成18年4月27日

対日貿易・投資セミナーの開催(ゴールウェイ)



4月27日,対日貿易・投資セミナー”Business Opportunities in Japan”(アイルランド商務庁主催)がゴールウェイ市で開催され,林大使も出席しました。林大使は,「質」と「差別化」をキーワードとして対日貿易・投資が促進され,日・アイルランド経済関係が更に発展することを期待する旨の開会スピーチを行いました。当日は,主として日本への輸出及び投資を既に行っている,もしくはこれから始めようというアイルランド企業関係者及び政府関係者が多数参加し,日本市場への進出のノウハウ等に関し非常に熱のこもった発表及び意見交換が行われました。

平成18年4月27日

林大使のゴールウェイ大学訪問


林大使とオモリアーティ学長                           林大使とナイランド商工会議所会頭

4月27日から28日にかけ,林大使はアイルランド西部ゴールウェイ市へ出張し,対日貿易・投資セミナー出席,ゴールウェイ大学と商工会議所の訪問などを行いました。27日のゴールウェイ大学のオモリアーティ学長との懇談では,学生数約1万5千名を擁する同大学では,医療工学及び応用数学を重点分野として取り組んでおり,今後日本との連携を図っていきたい旨の説明がありました。これに対し林大使からは,日・アイルランド二国間の学生や研究者を初めとする人的交流の促進を図っていきたい旨述べました。

平成18年4月11日

林大使のダブリン・シティー大学訪問


プロンディンスキー学長(右),ウィリアムス教授(左)と林大使(中央)

林大使は4月11日,ダブリン・シティー大学(DCU)を訪問し,プロンディンスキー学長及び応用言語異文化研究所長のウィリアム教授と懇談を行いました。懇談ではプロンディンスキー学長より大学の概要について説明があり,DCUでは今後日本の企業及び大学とITやライフ・サイエンスの分野で共同研究を積極的に進めていきたいとの希望が表明されました。DCUはアイルランドの大学の中で最も古くから日本語教育に取り組んでいる大学でもあることから,林大使よりプロンディンスキー学長及びウィリアムス教授に対し,今後も協力しながらアイルランドにおける日本語教育の振興に取り組んでいきたいと応じました。

平成18年4月5日

書道芸術院恩地春洋理事長のダブリン訪問


林大使と恩地先生及び辻元先生

日本の「書道芸術院」は創立60周年記念行事として来年3月から4月にかけてダブリンで書道の展覧会を企画しています。その事前準備のため,今月上旬に同芸術院の恩地春洋理事長及び辻元大雲常務理事が揃ってアイルランドに来訪されました。ダブリン市内セント・スティーブンス・グリーンにある公共事業庁内施設「アトリウム」を展覧会の会場として予定していることから,同施設を視察の上,関係者と協議を行いました。来年の展覧会の詳細は追って発表されますが,在アイルランド日本国大使館ではその成功のため,今後全面的に協力していくこととしています。

平成18年3月27日

林大使のウォーターフォード訪問


林大使とクィンラン・ウォーターフォード市長         林大使とマーティン渉外局長及びクック国際部長

林大使はアイルランド南東部の主要都市ウォーターフォードを訪問し,市庁舎でクィンラン同市長から同地域の概要について説明を受けると共に,日本とアイルランドの間の経済関係や人的交流の促進について話し合いを行いました。また,同市にあるウォーターフォード工科大学(WIT)では,同大学の活動内容や日本人をはじめとする留学生の受け入れ状況についてマーティン渉外局長よりお話を伺ったほか,キャンパス内を案内して頂きました。その後ウォーターフォードでは,高級クリスタル・ガラス製品の生産で世界的に有名であり米国,日本その他の国に輸出されている「ウォーターフォード・クリスタル社」を訪れました。

平成18年3月11日

日本語弁論大会の開催


    弁論大会の様子                                弁論大会を聴きに駆けつけた聴衆の方々

日本語教師協会(JLTI)主催の「第4回アイルランド日本語弁論大会」がダブリン市内にある教育科学省クロックタワーで開催されました(日本大使館後援)。大会では成人初中級の部(グループA:出場者8名),成人中上級の部(グループB:出場者8名),高校生の部(グループC:出場者14名)に別れてレベルの高い弁論が披露されました。日本関係企業の協賛を得て,成人部門の優勝者のマイラ・モハーさん(演題「日本の思い出」:UCD),コルム・カフリーさん(演題「ただ音楽ではありません」:DCU)には日本行き往復航空券が,高校生部門の優勝者アントニー・ロビンソンさん(演題「自己紹介」:サンドフォード・パーク・スクール)には電子辞書と図書券が進呈されました。

平成18年3月10日

トリニティー・カレッジにおける林大使講演会


10日午後,林大使はトリニティ・カレッジ国際統合研究所(IIIS)において「日本と東アジア」と題する講演を行いました。この講演は,IIISとトリニティ・カレッジ政治学部の共催で開催されました。大使は講演の中で東アジア・サミットを含む東アジアにおける最近の動き,東アジア地域における日本の役割,及び日中関係等について話を致しました。講演にはギャラハー政治学部長や同学部の大学院生等,国際政治問題に関心の高い同学内関係者約40名が出席し,終始熱心に耳を傾けていました。

平成18年3月7日

ローチ環境・遺産・地方政府大臣の訪日


林大使とローチ大臣

今年のセント・パトリックス・デーにアイルランド政府代表として訪日するのはローチ環境・遺産・地方政府大臣になりました。同大臣は,3月7日,林大使と日本滞在中の日程につき国会議事堂内の事務所で協議を行いました。ローチ大臣は昨年5月に京都で開催されたASEM外相会合に出席しており,今回が2度目の訪日になります。

平成18年3月3日

日本の大学生によるアイルランド研究ツアー


研究ツアー参加者                                            ドイル神父と林大使夫妻

上智大学では毎年,学生のためのアイルランド研修ツアーを実施していますが,本年も2月末より同ツアー参加者十数名がアイルランドを訪問しています。この企画は日本の学生達にアイルランドの文化を直接現地で感じてもらいたいとの思いから,アイルランド出身で上智大学名誉教授のドイル神父(平成15年に瑞宝中綬章を受賞)が20年前に始められたもので,今年で第19回目のアイルランド訪問となります。今回のツアーには三重大学からの参加者も加わり,異文化体験,史跡の視察,アイルランド人家庭でのホームステイ等のプログラムを通じてアイルランド文化への考察を深め,日本帰国後もアイルランド研究に取り組みたいとの思いを抱いた学生の方もいるようです。3月3日には,研究ツアー参加者の方々に大使公邸までお越し頂き,くつろいだ雰囲気の中でお話を伺う機会をもちました。

平成18年2月24日

林大使とヒューズ・メイヌース大学学長との会談


林大使は2月24日,1795年創立というアイルランドで2番目に古い大学であるメイヌース大学を訪問し,ヒューズ学長と会談を行いました。会談ではヒューズ学長よりメイヌース大学の概要について林大使に説明があり,今後,日本人留学生の受け入れに積極的に取り組みたいとの大学側の考えが表明されました。林大使も日愛間の学生交流の活発化を支持すると述べました。

平成18年2月14日

林大使の国連アイルランド訓練学校訪問


国連アイルランド訓練学校到着の際に儀仗兵の歓迎を受ける林大使(左)アイルランド軍訓練センター長のオサリバン准将,国連アイルランド訓練学校長のオボイル大佐と林大使 (右)

林大使は2月14日,ギルデア郡カラのアイルランド軍訓練センター内にある国連アイルランド訓練学校(UNTSI)を訪れ,アイルランド軍の国際平和支援活動等に関する説明を受けました。

平成18年2月3日

「鼓童」のアイルランド来訪


日本大使公邸でのデモンストレーション(左)          鼓童メンバーと林大使(第1列中央)等大使館員(右)

現在ヨーロッパ・ツアー真っ最中の「鼓童」がナショナル・コンサート・ホールでの公演のためダブリンに来訪した機会に,日本大使公邸でアイルランド政府関係者,外交団等を招待して林大使主催歓迎レセプションが開催されました。ナショナル・コンサート・ホールのチケットは販売早々に売り切れという盛況ぶりで,アイルランドにおける鼓童の人気振りを示していますが,レセプション当日はデモンストレーションとして伝統的な太鼓,踊り,歌を披露して頂きました。

平成18年1月30日

2006年スズキ女子ゲーリック・フットボール・リーグの開幕


アハーン首相,林大使とスズキ・アイルランド社のオゴーマン社長(左) クローク・パークでの開幕式典(右)

1月30日,アハーン首相や林大使の出席の下,本年のスズキ女子ゲーリック・フットボール・リーグが正式に開幕しました。本式典はアイルランドの伝統的スポーツであるゲーリック・フットボールの振興に対する日本企業の貢献を示すと共に,日本・アイルランド間の友好関係を一層高める機会ともなりました。

平成18年1月29日

国際チャリティー・バザー


日本コーナーを訪れるハナフィン教育科学大臣

1月29日,ダブリン市内のホテルで国際チャリティー・バザーが開催されました。バザーの収益金は先般パキスタンで起こった地震により孤児となった子ども達を支援するために活用されることになっています。今回のバザーにおいては,日本大使館を含むダブリンにある各国外交団及びアイルランドの関係者が協力し,また会場にはアハーン首相等の政府要人や多くの市民の方々が訪れました。皆様方の御支援・御協力に感謝します。

平成18年1月24日

町村信孝前外務大臣のアイルランド来訪



町村信孝前外務大臣(現自民党外交調査会長)が1月23日から25日までダブリンを訪問されました。ダブリンではロイヤル・アイリッシュ・アカデミー(RIA)で「日・EU協力の将来と東アジア安全保障」と題する講演を行ったほか,アハーン外務大臣と会談を行いました。

平成18年1月19日

日・アイルランドの高校交流プログラムの開始


ホーリー・ファミリー高校生徒と林大使(左) パワー保健担当国務大臣,パーロン財務担当国務大臣と林大使(右)

1月19日,キルデア郡ニューブリッジにあるホーリー・ファミリー高校で,同校と仙台育英学園高校との初めての異文化教育交流事業の開始式が催されました。高校2,3年生の生徒20名のグループがこの2月に日本を訪問し,異文化交流学習のために日本人家庭に滞在し,仙台育英学園高校で日本語の勉強を行うほか,様々な教育・文化活動を行うことになっています。また,来る10月には仙台育英学園高校の生徒及び教師がニューブリッジでホームステイを行いながら一週間の教育文化交流事業に参加することになっています。この交流は日・アイルランド間で初めての高校生のグループ交流事業となります。



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