大使館案内大使館の活動(2007年3月) |
||||
平成19年3月29日書道展の開幕![]() ![]() オープニング・レセプションの様子3月29日,日愛外交関係樹立50周年記念行事の一環として,当館及び書道芸術院の共催による書道芸術院創立60周年記念ダブリン展がアイルランド公共事業庁アトリウムで開幕しました。同日開催されたオープニング・レセプションでは,参加されたゲストの皆さんが75点にのぼる展示作品や高名な書道家によるデモンストレーションに熱心に見入っていました。また,31日には第1回目のワークショップが開催され,アイルランドの方々を中心に42名が参加しましたが,初めての書道に挑戦した参加者の皆さんは,書道家の先生の指導の下,半紙に思い思いの文字を描いて楽しんでいました。この書道展は4月19日まで開催され,最終日の19日には第二回目のワークショップ(事前登録が必要です)が行われる予定ですので,是非会場に足を運んで下さい。 平成19年3月28日〜4月1日ラグビーU-19日本代表チームのダブリン訪問![]() ![]() 親善試合の様子 試合後の交歓会の様子去る3月28日から4月1日にかけ,日愛外交関係樹立50周年の一環として,ラグビーU−19(19歳以下)日本代表一行が4月5日からベルファストで開催されるU−19ラグビー世界選手権出場に先立ちダブリンを訪問し,31日にはセント・メアリーズ・カレッジにてU−18アイルランド学校選抜チームと親善試合を行いました。試合は力のこもった白熱したものでしたが,結局32−14でアイルランド選抜が逆転勝利しました。当日は,在留邦人の他,今回の日本チーム訪問及び親善試合の実現に多大なご支援を頂いたトヨタ・アイルランドの関係者,アイルランドラグビー協会(IRFU)関係者,アイルランドチームの父兄の方々等,数百名に上る人々が観戦に訪れました。今回を機に,スポーツを通じた日本とアイルランドの交流が今後も深まっていくことを期待します。 平成19年3月11日第18回アイルランド・オープン囲碁大会:日本大使杯の授与3月9日(金)から11日(日)まで,ダブリン市内で日愛外交関係樹立50周年記念行事の一環としてアイルランド囲碁協会主催の囲碁大会が開催されました。大会初日には早打ち戦,二日目と最終日には第18回アイルランド・オープンが行われ,15カ国より47名の参加があり熱戦が繰り広げられましたが,その結果,韓国出身のキムさんが見事に今年のアイルランド・オープンの優勝を勝ち取りました。「日愛外交関係樹立50周年」を記念する今年,「日本大使記念杯」が設けられ,今後本大会の優勝者には毎年この記念杯が授与されることになっています。残念ながら今年の大会には日本人の参加はありませんでしたが,アイルランド囲碁協会では定期的に集まり囲碁を通じて様々な人々と親睦を図っているとのことですので,腕に覚えのある方は是非とも同協会と連絡を取っていただければと思います。 平成19年3月10日第五回アイルランド日本語弁論大会![]() ![]() 弁論大会の様子3月10日,日愛外交関係樹立50周年記念行事の一環として,ダブリンの教育科学省クロック・タワーにおいて,アイルランド日本語教師会(JLTI)主催,国際交流基金による助成,当館,日本企業懇話会,及び教育科学省による後援を受けて,「第五回日本弁論大会」が開催されました。「初級・中級部門」,「高校生部門」,及び「中級・上級部門」のカテゴリーに分かれて,総勢24名が日頃の日本語学習の成果を披露しましたが,参加した皆さんの日本語のレベルが非常に高く,委員長の林大使以下の審査員は順位を付けるのに大変苦労があったようです。審査の結果,「初級・中級部門」の優勝者であるマリア・オレイニクさんと「中級・上級部門」の優勝者であるエディ・オスピーナさんには日本往復航空券(提供:全日空及び日本企業懇話会)が,「高校生部門」優勝者のサマンサ・マリー・ガルシアさんにはデジタルビデオカメラ(提供:ソニー・アイルランド)がそれぞれ賞品として贈られました。毎年開催される本大会は,アイルランドで日本語を学習している方々に日頃の努力を発表する好個の機会となるでしょう 平成19年3月6日「生け花」講演会及びデモンストレーション当大使館は,日愛外交関係樹立50周年記念事業の1つとして,3月6日(火)にはユニバーシティー・カレッジ・ダブリン(UCD)クイン商学研究所において,翌7日にはダブリン市内にある日本大使の公邸で,それぞれロンドンにある「草月流いけばな」の芳野敬子さんを講師にお招きして生け花に関する講演会及びデモンストレーションを開催しました。UCDにおける講演は同大学,愛日協会(IJA)との共催によるもので,それぞれの関係者に加え,一般市民の方々も多数おいで頂きました。講演で芳野さんに生け花の歴史,流派について簡単に説明して頂いた後,アイルランドで入手できる植物を利用していくつかの作品を参加者の目の前で実際に生けて頂きました。アイルランドでは園芸愛好家が多いこともあり,講演及びデモンストレーションに出席された方々には日本の生け花に対する関心と理解を高めていただけたものと思います。 平成19年3月5日及び6日塚本ジェトロ副理事長講演会(コーク及びダブリン)![]() ![]() 講演会の様子3月5日及び6日,日愛外交関係樹立50周年記念行事の一環として,塚本ジェトロ副理事長による講演会「Japan’s Challenge: Creating Future through Innovation」が5日にティンドル国立研究所(コーク大学内),6日にはユニバーシティー・カレッジ・ダブリン(UCD)にてそれぞれ開催されました。講演において塚本副理事長は,安倍政権下で実施されているイノベーションを重視した各種経済政策を紹介すると共に,研究開発に力を入れている日本とアイルランドは今後科学技術等の分野において協力する余地が大いにあることを強調しました。両講演会には両日とも当地政府機関,ビジネス関係者,及び学術関係者等から多数の方々が出席し,講演に熱心に耳を傾けていました。 平成19年3月5日日愛外交関係樹立50周年記念祝賀行事(大使館主催)1957年3月5日に日本とアイルランドの間に外交関係が樹立されてから丁度50年目に当たる2007年3月5日に,ダブリン市のマンション・ハウス(市長公邸)において,当大使館主催による日愛外交関係樹立50周年記念祝賀行事が開催され,リアム・コスグレイブ及びギャレット・フィッツジェラルド両元首相,ノーベル文学賞受賞者である詩人のシェーマス・ヒーニー氏を始め,国会議員や政府関係者,日愛交流団体関係者など日愛両国関係に深い関わりを持つ多数の方々にご出席頂きました。祝賀行事の席上,林大使及びティム・オマリー保健・児童担当国務大臣がそれぞれ挨拶を行い,その中で安倍総理及びアハーン首相の間で交換された祝賀メッセージの披露が行われ,両国首脳間で50周年という両国交流史上の重要な節目を契機に,両国間の友好協力関係をより一層発展させていくことが確認されました。 |
|